住宅模型の 建築現場での活用法 


富士見町の “敷地内同居でちょうどいいマイホーム” 新築計画が進行中のN様邸です。
1/50サイズの住宅模型を使って、現地でお打ち合わせをさせていただきました。
N様120%happy

1/50サイズで制作された住宅模型を建築現場で見ると、実際に新築されたお家と同じように、窓から太陽光が射し込みます。
朝、昼、夕方の日の光が、どの窓からどのようにお部屋の中に入ってくるのか?実際のおうちが建った状態をこの時点で確認することが出来ます。
季節によっても太陽光の入り方は違いますが、夏の暑い時期は光を遮って、なるべくお部屋の中に入れないように、反対に冬の寒い時期は太陽光をお部屋の中に取り入れるだけで、暖かさがかなり違ってくるようですね。
冷暖房費の節約にも太陽光はかなり大きな役割をもっているようです。

住宅模型の現地での活用法

この日、何度も何度も住宅模型の窓からうれしそうに中を覗き込んでいたN様。
N様には住宅模型の中に何が見えていたのでしょう・・・
太陽の光だけでなく、そこで暮らしているN様ご家族の楽しそうな姿も見えていたのではないでしょうか。
【日経ホームビルダーより抜粋】
太陽光には光の側面だけでなく熱の側面があります。この2つは、特に夏場は完全に分けて考えなければ非常に暑い住宅となってしまいます。
最近、住宅業界では「パッシブデザイン」という言葉をよく聞くようになりました。一言で言うなら、これは「太陽に素直な設計」です。「パッシブデザイン=風を入れる」と考える人が多いようですが、エネルギー的に見た場合、風による省エネ効果は微々たるものでしかありません。しかも太陽とは違い、風はどれほど精度の高いシミュレーションを使っても決して読みきれるものではありません。

「太陽に素直な設計」とは、「冬の日射はできるだけ取り入れる」「夏の日射はできるだけ遮る」ということに尽きます。

ある冬の正午における窓の熱収支(資料:松尾和也)

ある冬の正午における窓の熱収支(資料:松尾和也)

上の図は、ある居室の南側の窓を含む断面図です。条件は図内に書いてあるとおりです。このとき、太陽光による放射熱は198W/m2入ってきつつ、内外温度差による伝導熱は外へと奪われていきます。この差し引きの結果に掃き出し窓の面積3.3m2を掛けると、554Wの取得になることが読み取れます。

554Wと言われてもピンとこないと思うのでわかりやすく言うと、コタツのヒーターが600Wです。あるいは、大人1人あたりの発熱量は約100Wなので、大人6人の熱量に該当します。掃き出し窓1カ所で、コタツ1個分の熱量が無料で取れるということになります。つまり、南側の窓は「誰もが拾うことのできるお金」なのです。